カミュウ動物病院BLOG/横須賀市久里浜の動物病院

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2004年 08月 12日

昨年

早いもので昨日でカリーナ(家のマルチーズ)が2歳になった。バンビさん家に伺ってからはや2年以上経ったのか。

この2年は我々、特に妻にとっては激動の日々だった。しかしカリーナがいたおかげで、皆気持ちが和らいだ事は確かである。
またつらい思いをするのは嫌だったので、もう飼わないつもりでいたのだが、今は飼ってよかったと思う。でなければ、こんな風に過ごせなかったのでは。

よく患者さんに聞かれる事がある。「先生は動物が好きだから獣医さんになったんでしょ?」って。返答に困る、間違いではないのだがオーナーさんと同じ立場であって自分家の子が好きなのである。内科医に「先生は人間が好きなんですね?」って聞いてもその医師は答えられないと思う。産婦人科医に「女性が好きなんですね?」って聞くと何か違うと思うように。学校の先生には「子供が好き」と言う方がいるかもしれませんが。

実際動物が好きで好きでたまらなくて獣医学部に入った人もいたが、現実に獣医師になるにはその部分は超えなくてはならないので、大学で現実を目の当たりにして挫折する人や就職時に臨床医にならない人が多い。そもそも動物学者になるべきだったのかも。
命を扱う事の難しさは、人でも動物でも同じ事で、誰がどんな風に飼っていてもどんな病気でもその患者の身になって考えなければならない。たとえオーナーに受け入れられなくても現実認識を共通にする事が必要である。
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by camew_a_hospital | 2004-08-12 14:53


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